日本食品安全協会は、健康食品の問題に適切に対処できるアドバイザリースタッフを、教育界で育てることを目的に平成16年5月に設立されました。その法的根拠は平成14年に厚生労働省から出された通達『保健機能食品等に係るアドバイザイリースタッフの養成に関する基本的考え方について』に拠っています。この通達では「氾濫する健康食品等(保健機能食品およびいわゆる健康食品を含む)に対して、 “一般消費者がこの分野における様々な情報を正確にかつタイムリーに得て、自らの健康維持増進の目的にあった食品を選択し、安全な生活ができるためのものである。」とされています。これを受けて、主として医療関係者の養成教育機関の教員有志で協会を立ち上げ、さまざまな紆余曲折を経ながらも今日まで活動を続けて参りました。

 この間に約7千名強の登録者を数えることができました。登録者の中には健康食品管理士としての資格をフルに活かして活動をしている人が数多く出始めております。健康食品管理士は、食と健康に関わる幅広い知識全般を学びますので、単に健康食品のことのみではなく、食と健康の問題からさらには、食の安全・安心を広くとらえることのできるリスクコミュニケーターとして活躍できます。実際に病院、調剤薬局、ドラッグストア等で健康食品の相談に応じたり、会社において健康食品の製品開発に非常に有用な人材であるとの評価を受けています。また、社会的に大きな問題となった白いんげん豆食中毒事件の時などにも非常に重要な活躍をいたしました。したがって、健康食品管理士は医療界、健康食品業界のみならず広く食品業界からも注目を集めています。

 このような状況下におきまして、当協会も任意団体としてではなく、法人として社会的責任を果たすべく、平成20年5月12日より有限責任中間法人、同年12月より一般社団法人 健康食品管理士認定協会としてスタートしました。この法人化を機に当協会は、健康食品管理士を健康食品を含む食と健康の問題を解決、ひいては食全般の安全・安心などに関するリスクコミュニケーターとしての能力養成と、その社会的地位の確保のために活動を大きく展開し始めております。

 皆様方の温かいご支援、ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。